2018年10月20日土曜日

第5期生 帰国しました!

Hej!

第5期 長期スウェーデン研修組、本日無事に帰国いたしました!

スウェーデンストックホルムのアーランダ空港までコーディネイターのエミルさんが送ってくださいました。
フィンランドのヘルシンキ空港で乗り換え。トランジット含めて約11時間の長旅です。
本日も快晴!

機内食。ディナーは2種類から選べます。
スウェーデンでさんざんミートボールを食べたのにまた食べちゃいました。
でもそれよりも強烈なインパクトの蕎麦!

軽食

成田着!
日本の暖かい気候にびっくり。


行きは、これから始まるスウェーデン研修への楽しみや期待、そして無事にスウェーデンに辿り着けるのかと緊張や不安もありながら様々なドキドキがありました。
そして帰りは、20日間の研修を大きなけがや病気もなく無事に終えられたこと、ハプニングもありながら様々な方の協力のもと乗り越えることができたことに感謝をしつつ、今後日本でまたケアができることや共有できることを楽しみに帰りました。
今後は行きで抱いたようなドキドキや多少の困難があったとしても、楽しみながらチャレンジすることができるだろうなと思います。この20日間でみんな顔つきがたくましくなったような?

取り急ぎ帰国の報告をさせていただきましたが、またゆっくりコメントの返事や、研修のまとめや休暇のことなどをブログで報告していきたいと思います。

Hej da!(ヘイドー!)

2018年10月18日木曜日

研修17日目 2018.10.17

Hej!Hur mar du??
ついに研修最終日です。




串崎は今日も早番でした(8:00~14:00)!

           アパートメントの玄関を出たところの景色
                 名残惜しいです。


午前中はモーニングケア、朝食の準備、リフト使用しての移動。
ベッド⇒入浴リフト⇒車いすへ。

          リフトの使い方バッチリ覚えました!
      担当のチェルシーからも「パーフェクト!」とお言葉頂きました。

昼食までに時間があったので、洗濯物返却(洋服を見ただけで誰のものかもわかるようになってきました。)を一緒に行いました。


今日はスウェーデン語で入居者様、職員の皆に感謝の言葉を伝えたくて、昨晩ノートにメモしていました。

          日本の事をたくさん質問して下さったI様。
          楽しいひと時をありがとうございました!
    
          必ずまた会いましょう!と約束しビッグハグ!


そして約10日間親切に教えて下さったチェルシーに
感謝の気持ちをこめてカードをプレゼント。
お返しにダーラナホースを頂きました。


                            Tack sa  mycket!!

                       Lycka till!!!!




今泉です。
みんな早番で出かけた中、わたし一人で遅番出勤。
今まで、アパートの部屋にひとりで過ごすことがなかったので変な感じ。

出勤すると、Agadirのスタッフたちが私たちのためにフィーカを開いてくれました。

スウェーデンの伝統的なお菓子をたくさん用意してくださり振舞ってくれました。



朝から心がいっぱいで、なんて言ったらいいか。

今日は1日ずっと感謝の気持ちを込めてゲストとスタッフへタクティールケアとハグを。

そしたら、エリカと入居者のM様から「gift for you!」と。「毎日タクティールケアをしてくれてありがとう!」って。 
一生の宝物です

また会える日を信じて

スウェーデンに来て感じたこと。
スタッフみんな、ゲストもチームもファミリーとして愛情もって接しています。その中に入らせてもらって受け入れてもらってたくさんの愛情をもらってすごくすごく嬉しかったです。みんなが「hej!」「How are you?」と声をかけてくれて毎日元気をもらっていました。
日本でも素敵な言葉がたくさんあります。「ありがとう」「どういたしまして」「いらっしゃい」「いってきます」「おかえりなさい」「いただきます」改めて大切にしようと思いました。
そして、元気に楽しく研修を過ごせたのは、健康に生んでくれた両親、送り出してくれた友達や会社の皆様、受け入れてくれたAgadir、一緒に研修を乗り越えたチームのおかげです。戻れる場所があるから頑張れました!

たくさんの感謝の気持ちをこめて!
笑顔で日本に帰ります!

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Attendo team 最終日
           最終日は早番!二人で気合い入れてます!

本日は午前中にブンネの演奏披露をさせていただきました!
アクティビティルームに各フロアから続々とご利用者様が集まりました。
始めにクリステルからご利用者様へ日本から来た私達の紹介と、
ブンネの説明をして頂きました。
まず、施設実習が始まった時点で、このブンネメソッド、スウィングバーギターを
知っている職員は誰一人いませんでした。そして、このギターは日本で作られた特別な物だとずっと勘違いされていたので、最終日の今日、改めてスウェーデンで生まれた楽器である事 を強調させてもらいました。(特に驚く様子などはありませんが…)

     クリステルがギターを持ってご利用者に説明してくれました

そしてさっそく披露開始。最初は「サンタルチア」
ところどころで歌声が聞こえてきました。
そして「エーデルワイス」「アメイジンググレイス」ではご利用者の皆様にも
英語版の歌詞カードを配って一緒に歌っていただきました。
その次は小島さんにも協力をしていただき、小島さんがギターを担当し私は指揮者。
ここでご利用者の方を演奏に誘ってみましたが、やはり遠慮されてしまいました。
「幸せなら手をたたこう」は歌詞は違うものの、メロディーを知っている方は多く、
ハミングと手拍子で皆で歌って盛り上がりました。

最後はせっかくなので日本の曲も「バラが咲いた」と「上を向いて歩こう」を
歌いました。スキヤキソングと説明しても職員もご利用者も知っている人がいませんでしたが、手拍子で盛り上げて下さいました。

ここでアンコールで「アメイジンググレイス」のリクエストがあり、
中でもこの写真の男性は誰よりも大きな声で楽しそうに歌って下さり、
最後は前に出てきて隣で歌って下さいました。そして「アリガト」と日本語で
挨拶もして下さりました。

            突然のゲスト登場で更に盛り上がりました!

 時間にしては30分ほどでしたが、職員もご利用者様もその場に居た人全員が笑顔で
私たちの演奏、演出に拍手をし喜んで下さった姿を見て、私自身も胸が熱くなりました。
ブンネメソッドとしてはご利用者様自身に弾いてもらったり、ギターの性能やブンネの持つ効果などを理解してもらうという事は達成出来なかったかもしれません。ですが、海外で日頃自分が行なってきた物を披露する事は後にも先にもないことだと思いますし、何よりも言語の異なる地でも初対面の環境であっても音楽というツールが心を一つにしてくれたと強く感じました。何よりも音楽に触れているこの瞬間が私にとってはすごく楽しいので、その気持ちが見ている方にも少しでも伝わってくれていたら私の今回の研修の目標は達成にほぼ近いと思います。

ブンネ演奏の動画は・・・報告会にて紹介させていただきます!

全ての人に感謝  
See you・・・
                 吉田&小島





2018年10月17日水曜日

研修16日目 2018.10.16

Hej~!
いつも応援してくださり、Tack sa mycket!(タックソーミュッケ!)
現場研修も残り2日です。  



本日、串崎は7301400の早番。


午前中はモーニングケア、朝食の準備、トイレとシャワー、フィーカを見学、時々ケアの介助をさせてもらいました。


午後はI様と担当のチェルシーと散歩に出かけました。前を歩いているのはK様(男性)、紳士な方です。ほとんどご自分でご自分の事をされています、内服とお部屋の掃除、食事もセルフでリビングで召し上がる時もありますし、お部屋で召し上がることもあるそうです。

I様(女性)は串崎が明日で研修最後ということを覚えて下さっており「必ずまたスウェーデンに来てね、約束よ!来年おいでよ。」「明日で最後だと思うと悲しいわ。」「スウェーデン語を覚えてくれてうれしかったわ。日本語もまた教えてね」とお話して下さりました。  


         昨日娘様がいらしたので本日、I様も含めみんなで散歩です。
 少し寒いのでジャケットをはおって出発。15分程かけてゆっくり歩きました。

                こちらはB様(男性)
        お部屋でマンツーマン。食事介助をさせて頂きました。

日に日に入居者様ともコミュニケーション(話せる言葉は限られていますが笑顔や手を振ったりタッチしたりと出来る事は何でもします。一言スウェーデン語を覚えていくだけで喜んでもらえました)がとれてきて、福祉用具もトライしてみる?と聞いて下さって是非!と何度か使用させてもらい業務のながれも把握してきたと思ったら明日で最後です。



明日も串崎は8:00~14:00の早番です。


スウェーデン研修に行きたいと思った1年前の日を思い出しながら貴重な時間であることを意識し最後の1日を過ごそうと思います。



今泉です。
研修期間で2度目のロングタイムシフト(早番から遅番まで約12時間)でした。
スウェーデンは空気が澄んでいて、朝焼けや夕焼け、夜空がとてもきれいです。
これは出勤前の空。
泣いても笑っても残り2日!楽しもう!

朝食終わって、なにやらいつもと違うテーブルセッティングに。
今日は入居者のE様の誕生日とのこと!

昼食後のデザート代わりに、手作りのケーキ!
みんなで「Happy Birthday to you~」(日本と同じメロディ)を歌います。


夕食もそのままのセッティングで召し上がっていました。
そして食事のあとはいつもよりもゆっくりとしたカフェタイム。普段は席もバラバラで終わるとすぐに部屋に戻るゲストも今日はみんなで同じテーブルで過ごします。スタッフのエリカもいつもよりもE様に触れたり、話しかけているのが印象的でした。1日通してE様のお誕生日をお祝いしている様子が伺えます。
素敵な瞬間に居合わせることができて私もとても嬉しかったです。

写真ではわかりにくいのですが、出国前にフルにしたタクティールケア用のオイルが空っぽになりました。

毎日1~5名ほど行わせていただいています。
行くと必ずタクティールケアを楽しみにしてくださる方もいます。

明日は串崎のオイルを借りて、出会えた感謝の気持ちを込めて行います!

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吉田は本日15時から21時までの遅番勤務です。

出勤するとアクティビティルームに全フロアのご利用者が集まり、
フィーカをされていました。今までユニットの中でのフィーカは見たことありましたが、
全体で輪になり、ケーキとコーヒーを食べながら談笑している様子を見るのは今回が初めてでした。その場には職員の連れてきた犬も自由に放たれています。
スウェーデンでは施設だけではなく、街中でも犬を連れている人をよく見かけます。
犬も一緒に電車やバスなどの公共機関を利用出来るのはとても羨ましいです。
キャンドルを灯し、雰囲気づくりもされており素敵でした。

また、本日はご利用者のケアプランが載っている情報ファイルも見せてもらいました。各ご利用者の居室の鍵のかかる扉内に保管されています。
ファイル内には医師が記載した医療的情報書(病歴や認知症の疾患について、内服薬についてなど)や個人のADLなどを判別するシート、
生活歴が書かれているHISTORYシート、そしてケアプランなどが挟まれていました。
ケアプランは6カ月毎に更新するとの事で古い物と新しい物の両方保存されていました。
個人情報が載っているため写真を撮ることは出来ませんでしたが、舞浜倶楽部にある個人ファイルと内容は変わらないように思います。
全ての職員が統一したケアを提供する為にこのファイルに目を通すことはとても重要なことだとクリステルは話していました。
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明日の研修最終をむかえるにあたり退職をするような感じです。
今まで一緒にやってきた仲間の事に想いが、入居者様の言葉になんとも言えない感じがこみ上げます。
いつものと同じ様に勤務をしているけどなんだか寂しく思います。
今日の業務は出勤直後に排泄介助に加わりたばこの付き添い(私はすってないですよ〜)
食事介助、終了にイブニングケアに入る、フロアは落ち着いて夜食を食べながらホッケーを視聴しながらコーヒーにサンドイッチ!ゆっくりと過ごしているけど時間はあっという間に!  
また、明日!

                                    小島




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今晩の夕食はRUMI(串崎)が作ってくれました!
今まで買った具材をフル活用したスープ!
みんなで一緒に囲んだ食事もあと数日なんだ…ハプニングだらけで試行錯誤しながら乗り越えた日々が思い出されます。

ブログ先頭に書いたスウェーデン語、意味分かりましたか?
「ありがとう!」

2018年10月16日火曜日

研修15日目 2018.10.15

Hej!

今日は朝からみんな早朝出勤です。
ちなみにストックホルムの日の出時刻7:28なので、起床時や出勤時は真っ暗です。

本日Villa Agadirにコーディネイターのエミルさんが来所してくれました。
やっぱり挨拶と「週末はどうでしたか?」の会話から始まります。

先ず。
日本では記録にかかる時間がとても長いと感じていますが皆さんはどうでしょう?
PCへの入力だけではなく、「申し送り簿」や「排泄」「水分・食事チェック表」などなど様々なファイルが存在してるいるのではないでしょうか。
Villa AgadirでもPCの記録が中心です。が。記録時間としては5~10分程度とのこと。私たち研修生もスタッフが記録を打ち込む姿はあまり見かけません。そしてフィーカ以外のスタッフ間の直接の引継ぎも数分程度に留めています。
PCへの記録に打ち込む内容としては、変化や特変があったときなど特記事項だけ。「これを行った」という毎日のルーティンは「行うことが当たり前だから記録しない」だそうです。

手書きのファイルも存在します。とても分厚く5cmはあります。
それをフィーカの時や、記録の時に持ち歩いてチェックしています。

分厚いファイルのトップページがこちら。エミルさんに要約してもらいました。
フィーカで話し合うべきリスト。1日の行動指針です。
・フィーカは15分/日はするように
・食事の責任者を決めるように
・配薬の責任者を決めるように
・アクティブの責任者を決めるように …など
こちらは施設長が発信したとのこと。

そのあとには、早番・遅番・夜勤のマニュアル、掃除や食事、洗濯のマニュアルなど様々なマニュアルが入っていたり、ゲストの薬の時間が入っていたり、上記の責任者の名前を記入する(1週間ごと)用紙が入っていたり、入浴や掃除のチェック表が入っています。

重くて大変なのでは…とはじめは思っていたのですが、それを開けば1日の中ですべきことが明確になり、そして1日の中で働く職員の役割分担と責任の所在が明確になっています。そしてPCの入力するものと重複していない。これはこちらでも参考にさせていただきたいと思いました。


次に。
指導係のスタッフに付いていると感じること。それはゲスト(入居者)との信頼関係です。
「〇〇はいないの?」「〇〇を呼んできて!」「この間、このスタッフとこういうことがあったの」などの会話をたびたび見かけます。(スウェーデン語なので具体的な内容はわからないのですが)
良いケアをするためにはコミュニケーションと関係作りが大切であると私たちは知っています。しかしスウェーデンでも実際に起こり得ること。それに対して、どう関係作りをしているのか、また指導しているのか聞きました。
「スタッフ本人は、入居者に興味や関心を持つことやかかわりを持つことに責任を持たなければならない。そしてその責任を持てなければチームである私たちとは一緒に働けない。」「先輩スタッフはその責任を持ってもらうようスタッフに働きかけていくし、入居者に対して『あの人新しい人だから』とは言わない、『いい人なのよ』とポジティブな説明をするの」と話していました。

それぞれの意識や責任があるからこそ、
チームの中でそれぞれが生き生きと働けるのかな。

話変わって本日のランチ。
具だくさんサラダと、ゆでポテトにソーセージが大量に入ったクリームソースを掛けて。
デザートは柔らかいイチゴのジャム状のものに生クリームをかけたもの。
(これが意外とはまる)

昼食後は日向ぼっこ。
ゲストの皆さんいつもサングラスを持っているのは、いつでも外に出られるように出られるようにするためなんだ!

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Attendo Team
私たちも早番の出勤!
今日の吉田さんの笑顔のユニホーム姿はロングタイプ!

朝のモーングケア、朝食の提供、片付けを終え、しばらくするとフロアから音楽が流れてくるとフロアでダンスタイム!
私と一緒に踊る方は立つこともなかなか難しい方であるが音楽がなると一緒に踊ってくれる、立つ喜びであろうか、フロアは笑顔と音楽と楽しい事で疾患を気にせず職員も立つ事等を促す!
危険だから踊らないはない様に思える。皆楽しく過ごす。


彼女との朝の挨拶はおでことおでこをつけての
         挨拶! (tack tack tackと言い合います)


吉田は7時45分~14時の早番勤務でした。
勤務前に小島さんとパチリ

本日、早番である男性入居者の介助を任されました。
その方は先週3階ユニットに入ってきたばかりであり、自分が今やりたい事を
思うように頭で整理が出来ず、また物の名前も言葉に出せず戸惑っている様子でした。
片言の英語で話し掛け、無事朝の介助を終えることが出来ましたが、朝食後も隣のご利用者の分のオレンジジュースを間違えて飲んでしまい、その方に怒られていたり、
(職員は特にその様子を見ているわけでもなく、こちらではひやりはっと等も一切ありません)辺りを見渡し落ち着かず、身の置き所がない様子でした。
私はスウェーデン指さし本を活用し、男性利用者と挨拶を含め会話をしてみました。
日本から来た事や日本の事を伝えると、とても驚かれると共に「日本は好きだよ、日本食もとてもいいね」、「私はフットボールをやっていたんだよ」等と仰り、話をしている時の表情はとても活き活きとされていました。
少し距離が縮まったところで音楽の話を取り入れ、そこからブンネメソッドを実践してみる事にしました。向かい側に座っていた女性入居者もちょうど「何かアクティブはないの?」と職員に話しかけているところであった為、二人を対象に行ってみました。
ギターを取り出すとどの利用者も興味深くじーっとこちらを見つめています。
本日は「上を向いて歩こう」「アメイジング・グレイス」「サンタルチア」「バラが咲いた」の4曲を伴奏しながら歌いました。前回二度行った時はあまり職員もそばにおらず、
同じ空間を共有してもらうことは出来ませんでしたが、本日はサンタルチアを歌っている際に別の方向から職員やご利用者の歌声が聞こえてきたりと、ところどころで参加をしてくれる様子がありました。私が待ち望んでいたのはこの瞬間なんだ!と素直に嬉しくなりました。音楽というのは強制参加ではなく、自分が好きな時に好きなだけ楽しむというスタンスで良いと思いますし、初めて見るブンネギター自体も受け入れるのに時間が掛かるのは当たり前のことです。でもほんの少しだけ今日は扉が開けたような気がします。
ギターの音色を聴いて素敵だな、日本の曲を聴いてこんな曲があるんだな、とその一瞬でも五感を使って何かイメージを持ってくれたら音楽の効果はあるんじゃないかなぁと思いました。

ちなみに本日は初めてガーデンと湖に散歩にも行きました。



杖や歩行器を使用する方でもでこぼこの坂道や砂利道を皆、平然と歩いています。
職員が注意深く見守る様子もありません。でも不思議と皆さん上手に歩かれるんです。
普段の生活で自然と足腰が鍛えられるのかもしれません。

2018年10月15日月曜日

第5期生休暇の過ごし方~ゴットランド編~

Hej hej !!
How was your weekend?

私たち4人揃って金曜日から日曜日まで3連休でした。

ちなみに、スウェーデン ストックホルムの、10月の気温は0~10℃くらい。天気は曇が多く、降水量は多くないものの小雨が多いようです。日本だと冬!
私たちも防寒具(ダウンコートやマフラー)や雨具(レインブーツや折り畳み傘)をしっかり用意して研修に臨みましたが、今のところほとんど雨に降られることもなく、とても穏やかで温かい日が続いています。
スウェーデンが歓迎してくれているのかな?なんて笑


さて。休日は、スウェーデンのゴットランド島にあるヴィスビューに行ってきました!
ゴットランドは「ゴート族の地」という意味で、中世はヴァイキングが住んでいてその文化遺産や廃墟が多く残っています。スウェーデン最大の島で南方に位置していて、スウェーデン人がホリデイやサマーバケーションで多く訪れる場所です。
ガムラスタンと同じく、「魔女の宅急便」のモデルになった場所なんですよ!

はじめに言います!スウェーデンに来たら絶対に来たほうがいいです!!
4人全員が魅了され絶対にまた訪れたい場所になりました!

まずは写真をご覧ください。

時々開催される「みんなを探せ!」シリーズ
※今泉が小さいのではありません 


高さ10m以上の城壁と砦で約3.5kmに渡って囲まれた旧市街地。圧巻です。

中に入ってどんどん上に登っていきます。




思わず「魔女こさーん!!」と叫びたくなる絶景
映画のような街並みとバルト海が広がります。




ゴットランドで訪れたレストラン「g:a mastaers」


ゴットランドにはブルワリーもあります。レストランではそのビールや地元でとれた魚介やラムを味わうことができました。
それ以上に店主の粋なこと!「ジャパニーズは歓迎だよ!アリガト!」と気さくに話かけてくれます。ゴットランドに限らず、スウェーデンでは何度も何度も人の温かさに触れています。人に親切にすること、挨拶をすること、当たり前なことなのですが、それを大切なこととしてしっかりと行うこと。改めて大切で素敵なことだと、スウェーデンに来て感じています。


滞在時間が限られていたので、きっと素敵な教会や、ブルワリー、ヴァイキングミュージアムや洞窟へは訪れることができなかったのですが、またの機会に!

そんな素敵なゴットランド島。
実際、片道4時間はかかります。行き方が複雑?で本やネットの記載もあまりなかったので、私たちはさんざん迷いました。なのでおススメの方法を載せておきます。

ゴットランドのVisbyまでNynashamn(ニューナスハムン)からフェリーに乗ります。
空路もあるようですがフェリーでの船旅が快適で片道約3500円と安いのも良い。
Nynashamn駅まではバスと電車があります。
バスはCentral駅(ストックホルム中央駅 T-Centralenから直結)から出ています。
が!本数が少なくチケットを買うのも結構複雑!
電車で行くのを強く強く、強ーくおすすめします!ストックホルム中央駅から歩いてすぐのStockholmCity駅から1本でしかもaccessカードで行けちゃいます。時間としては1時間くらい。(バスは1時間半くらい)

どうしておすすめかというと、わたしたちはじめはバスで行こうとして悪戦苦闘しながらようやくバスチケットを購入したのに1日2~3本しかバスが出ておらず、次が4時間後とのこと…!
チケット代を無駄にしましたが、タイムイズマネーということで電車に。
Nynashamn駅も素敵。広々とした公園に紅葉が見事。
そしてすこし街中に入るとたくさんの高齢者の方々が杖や歩行器、電動車いすを使用して街に繰り出していました。道路でお話ししたり買い物をしたり。
日本でいう巣鴨のような街なのでしょうか。

歩いて5分ほどでフェリーターミナルに着きます。フェリーの時間も要チェック!
フェリーのカウンターも、出向時間の1時間前くらいからしか空きません。
往復チケットはなく片道のみ
思った以上に豪華客船!
中にはカフェ、売店、シアター(この時上映していたのはアントマン2)もあります。

串崎画伯、スケッチブックをお供に。
実は、介護支援専門員試験のメッセージはこの道中で撮影しました!


行くまでに苦労はしましたが4人で乗り越えて行き着いたときの感動はひとしお。
皆さんが行くときはコーディネイトいたしますので是非行ってくださいね(笑)

ほかの日もたっぷり遊んでたっぷり話して、たっぷり休息して。
その様子はまた後日。
また明日から現場研修が始まりますが、早いもので現場研修はあと3日です。吸収できることは吸収して、感謝を忘れずに日々を過ごしたいと思います。