研修14日目 2017.10．14

 今日明日は3人とも連休のため、どこに行きたいか話し合って、今日は教会めぐりと街歩きをすることにしました。ネットでストックホルムの教会を調べるといくつか出てきました。

 交通を考えて、まずはT-Centralen駅近くのクララ教会に行きましたがドアが施錠されているため中に入ることはできませんでした。残念です。次に行く予定だったエレオノーラ教会に向かいますが、新市街の中心地を歩いてみようと思い、土曜日の人出の多い中を進んでいきます。佐藤常務からおすすめだったNKデパートが見えてきたため、入ってみようかと高級そうな雰囲気を感じてドキドキしながら入ります。実際に見た地下のフロアは陶器やガラス製品、キッチン用品、成城石井のような高級スーパーが入っていて、売り場の少しはすでにクリスマスの飾りが売られています。北欧のクリスマスは飾りつけや雪で美しいんだろうなと思いました。

NKデパート

北欧最大級のデパートです

  NKデパートを出てエレオノーラ教会に向かっている最中に、何やら工事をしている立派な建物の前を通り過ぎました。「何だろうね、ミュージアムって書いてあるけど。」と立派過ぎる佇まいに惹かれている3人。マップで見るとハッリウィル博物館と書いてあります・・・一同「何それ？」ネットで調べると、昔の大富豪が建てた豪邸を無料で公開している博物館ということが分かりました。写真もゴージャスすぎる品の数々。「これは行っておこうか。」と入場する列に並びます。そんなに並ばずに入ることができて、おじさんにチケットの説明をしてもらい、売店でフリーチケットのシールをもらいます。服に貼って中に入ると、そこには見たこともないほどの重厚感と豪華絢爛な家具、装飾品、肖像画、武器や甲冑、世界各国の陶磁器、絵画、食器、おもちゃ、書籍が部屋ごとに沢山飾られています。「凄い豪華だね、住んでみたいかも。いや、こんな豪華すぎる所気が休まらないよね。」と話しながら進んでいきます（笑）

何だろうねここ・・・

なんだか普通でない装飾に目を奪われる

金色とタペストリー、家具がマッチして豪華なお部屋

シャンデリアが素敵に光っています

 

まばゆく光っています

豪華の一言に尽きます

こちらは落ち着いた茶色を基調にしたお部屋

ひと際シャンデリアが目立ちます。

天井画も綺麗手が込んでいます

いったいどんな大富豪だったんだろう

収集していた陶器のコレクションの中にJAPANが！

一瞬だけ日本を感じました

　散策中に偶然見つけた博物館で、とっても良い物が見られました。日本ではなかなか見られない建物丸ごとの博物館で、その空間の中に入って体験できる事がとても気分が上がりました。

N.I

本日は3人そろって初めてのお休みです。心配していた天気はあいにくの曇り空。今にも雨が降り出しそうです。
ですが、遅めの朝食を済ませて出掛ける事にしました。目的地は私が希望した教会巡りです。一番街慣れしている石井さんにナビをしてもらい、出掛けます。

T－Centralen駅に向かい、そこから徒歩で駅近の教会を目指します。1件目に向かったのは、聖クララ教会。本当に駅からすぐの場所にありました。

とても立派な外観で中への期待も膨らみますが、、、残念。どのドアを押しても引いても開きません。他の観光客の方も「閉まってるわ」と残念そうです。外観だけでもご紹介。

歴史を感じる建物

緑に囲まれてきれいに整地されています

中を見学してみたかったです、残念

　気を取り直して、次に向かったのは街中を少し歩いて「エレオノーラ教会」。その途中に寄り道した様子はすでに石井さんのブログで報告済みですね。
こちらはすぐ隣に博物館が位置していたり、立地的にも人が集まりやすい環境だと思います。こちらは無事に入れました。

正面から。周囲はやはり緑に囲まれています

入口です。扉があいているのを確認して中へ。

入り口横ではカップルがランチをしていました

 　　　　　　　　　
　先に入っている何名かの話声が聞こえます。数名の若者と話をする牧師さん？女性同士で話しこんでいるスタッフと来訪者。先日見学した教会のようにおごそかな感じではないものの、大きく新しい印象です。

たくさんの方が一度に集まるのにも適していると思います。

パイプオルガンも備え付けられていました。

ミサの時に来てみたかったなー、と思います。

こちらは気遣いを感じるスポンジのご紹介。木の椅子に長時間かけているとお尻が痛くなったり、冷えてしまう事の防止でしょう。数枚重ねて設置してありました。薄いスポンジに見えますが、しばらく座ってみて感じました。あるのとないのとでは大違いです。

侮ることなかれ、スポンジの威力。

ここからは、街歩きしていてたくさん撮った写真の中から何枚かご紹介します。お休みの日はデジカメの電池が切れるほど、写真はたくさん撮りました。

日本でもおなじみ、ZARA。

黒や白、赤等はっきりした色が多く、スウェーデン人好みなのも分かります。

至る所にお店を見かけました。

こちらも日本でも人気の雑貨屋：フライングタイガー

時期的にもハロウィングッズが充実していました

こちらはますますおなじみ、セブンイレブン。

ストックホルム市内になぜか多数、ありました。

私は結局、一度もお世話になることもなく…。

でも、あるだけで安心しますよね。

こちらは、「外婆」と書いて「そとばあ」とふりがなが…。なぜこの店名？？

シックでオシャレな感じの店内でした。お客さんもたくさん入っています。

あまりに私達が見ているのでお客さまもこちらに注目、、おくつろぎ中にすみません。

日本でもご当地マンホールが一部ブームとなっているようです。

こちらはストックホルムのマンホール。

スタッフルームでアクティブの打ち合わせをするエリカとPT。

なんとも絵になります。この後、互いに果物をかじりだします。

ある日の昼食。サラダにポテト、ビーフシチュー
私達の自炊の献立もいつの間にかワンプレートになっています。
…きっと食器の数が限られているからだと思います。スープやポトフもマグカップで。

富士見の女子会でいただいた歯ブラシセット☆

スウェーデンで使ってます！田子さんありがとう♪

　今日は今までご紹介できなかった写真も含めてまとまり無くアップしてしまいました。

たまにはこんな日があってもいいでしょうか。続いては、青柳さんから私達の昼食のレポートです！続けて、お楽しみください！！

K.M

３人で教会で過ごした後、ちょっと遅いお昼ご飯を食べることにしました。
今日は土曜日で街は込み合っており、たどり着いたのは『sushi ＆ bar IKKI』。フードコート内の和食料理店です。ここも混んでいたのですが、ちょうど空いた席をゲット。客層は一人で来ている人もいれば家族連れの人もおり、幅広い印象。お腹もすいたので、さっそく注文です。

メニューの表紙側には海外でよくあるインチキ日本語がずらり。おそらく日本のことわざを翻訳しているうちに意味不明な感じになってしまったのでしょう。三人で本来のことわざを頭をひねって考えましたが、ほぼわからずじまい。

『出る杭は、それは打たれます』ですか。う〜ん、深い（笑）

表紙に気をとられて中のメニューを撮るのを忘れてしまいましたが、『Sushi』以外にも『Ramen』とか『Gyoza』とかがあったような。その中でも我々３人『Bento(弁当)』なるものを注文することにしました。なんでもこれは『Sushi』も入っていれば『Tempura(天ぷら)』や『Yakitori(焼鳥)』も入っているという豪華版。ストックホルム滞在２週間目、ここらで一度和食を楽しもうという目論見なのです。

ちなみに三浦さんはラムネを注文。まさかと思いましたが、店員のお兄さんが出してきたのはビー玉の入った瓶のラムネでした。ストックホルムでお目にかかるとは。この店、なかなかやります。

…と思ったのですが、メニューの表紙の件もあるしな。

ラムネ。

隣の席の女の子も注文していましたが、最初は開け方がわからなかった様子。

三浦さんのレクチャーで無事開けることができました。初見じゃわからないですよね。

いったいどんな弁当が運ばれてくるのか、期待と不安が入り混じった心境で待っていたところ、運ばれてきたのはこちらでした。

これが”Ｂｅｎｔｏ”

左上：つくね串、その下一面に甘辛の牛肉　右上：かき揚げ、海老天、サーモン天

左下：ご飯(大)　下中央：握り(サーモン・えび)、巻物　右下：酢物、沢庵、キムチ

万が一トンチンカンな和食が出てきたらどうしようと思っていたのですが、比較的まとも。ただこれ、写真だとわからないかもしれませんが、すごいボリュームです。周りの人が食べているものをそれとなく見てみたのですが、スウェーデンサイズなのか、割とボリューミーなお皿が多かったような。ちなみに味付けはちょっと濃いかな、というぐらいで、おいしくいただきました。

なんとか完食！

ごちそうさまでした。

一日分のカロリーを摂取したような気分。お腹いっぱいで十分満足したのでした。

食後に通りを歩いていると、道の真ん中で突然少年がマイクを持って歌いだしました。

スピーカーから響き渡る彼の熱唱。すぐに人だかりができていました。

ちなみに曲はセリーヌ・ディオンの『MY HEART WILL GO ON』

映画”タイタニック”のテーマ曲です。

大道芸のような感じで、その後も弟と一緒に何曲も歌っていました。

温かく見守るストックホルムの人々。今日は休日なのです。

食事つながりで我々の普段の主食を紹介。

近所のスーパーでいつも買う、とんでもない量のパンです。３０枚切りぐらい？

パンをメインにしている国にはこんなものがあるんですね。

我々も最初驚きましたが、割とすぐに無くなってしまい、もう何度も買っています。

スウェーデンに来て１、２を争うぐらいお世話になっているものです。

明日も３人そろって休日です。

H,A