2017年10月6日金曜日

研修5日目 2017.10.5



 本日は、昨日よりも1時間早く7時から13時の勤務です。昨日同様、1時間前にアパートを出たのですが、朝早すぎて電車の本数が少なく、危うく遅刻するところでした。駅から走って息を切らして施設で到着しました。
到着すると担当のEricaさんの姿がありません。尋ねるとEricaさんは病休とのことで本日はサミラさんに担当していただくことになりました。あいさつもそこそこに早速、モーニングケアに入ります。当然ですが、昨日よりも起床している方が少なく、朝食を食べている方はお一人だけでした。昨日、お手伝いした方とは違う方のお手伝いに入ります。これもまた、当然ですが、一人ひとり、声掛けの仕方、対応方法、お手伝いすることが違います。「9名のモーニングケアを覚えた頃に日本に帰ることになるのかな」なんて隙間時間に必死でメモを取りながら考えていました。ただ、ひとつの介助ごとにグローブを着用し、交換すること、洗面(トイレとシャワーブース)スペースが広く、また収納がたっぷりあって必要な物がしっかり整理整頓されて入っています。どの部屋にいつ入ってもそうです。慌てずに余裕を持ってケアできる理由の一つに日頃からの環境整備と設備ももあると感じました。もちろん、スタッフの気持ちの余裕も大切です。

本日の出勤者と。2ユニットのスタッフ隣同士でキッチンは横並び。
扉も普段はオープンなので、コミュニケーションも常に取っており、仲良しです。
改めてみると国際色豊か。

手が不自由でも握力が弱くても使えます。
貸してもらいましたが、本当にわずかな力で掴むことができました。

今日はコメントで要望の多かった食事について。本日の朝食と昼食の写真をアップしますね。食事にかける時間は作る時間も食べる時間も日本とは比べ物にならないくらい、短いです。(長ければいいというわけでもないですが、)     

本日の昼食①献立を説明しながら、好きな物を好きな量だけ取り分けます

本日の昼食②ミートボールはジャムをつけて食べます
サラダを作ってジャガイモはゆでたもの。ソースも温めて提供

              ヨーグルト(コケモモソース)

献立表
決まった献立表があり、食材が納品されます。それを二つのユニットで半分にして調理していました。ただ、ユニット間の連携がいいので、分担して作っている様子でした。そのほうが合理的ですね。

本日の朝食
こちらも食べたい物を食べたい量、スタッフが聞き取り準備していました。
ベテランスタッフはほとんどの好みを把握しているようです

 そして、今日はコーディネーターのエミルさんが施設に来てくださいました。私と石井さんの出勤が1時間しかかぶらなかったのですが、その1時間を質問タイムに充ててくださり、二人のプリセプティも参加してくれたので、たまっていた質問がかなり消化できました。本日はその中の一つをご紹介します。
この施設のコンセプト、会社の理念を確認してみました。詳しくは後日印刷してくれるそうです。わかったのは「何よりも心が大事。心がない人は技術があってもここでは働けない」ということ。そして、プリセプティの二人も声をそろえて言っていたのが、「この施設でなければ働きたくない、この施設が好きだから。入居者に愛情もある」と胸を張って仰っていました。この会社はスウェーデンに100か所施設を持っているそうですが、片道2時間かけて通勤している、車で20分かかる、それでも「絶対にここで働きたい」「環境が良くて職員の関係もとてもよい」と理由を教えてくれました。(何をいまさら!みたいな印象でした)新しい施設ですが、開設5年のオープニングスタッフは正社員で85%残っているそうです。離職した方は派遣社員等が多いとのこと。スタッフが本当に施設を愛していることが伝わってきました。また、施設間の職員の異動も本人の希望がなければほとんどない、ともお聞きしました。                     K.M

 
 
 石井は本日は13時から19時30分までの勤務で、私の担当はフィリピン出身の女性のRaquelさんです。実習初日から「時間は短く限られているから、何をしたいか教えてほしい。少しも時間を無駄にしてほしくないから。」と熱心にお話をしてくださいました。まずは日々の流れやケアの内容を見て、出来る所をしていきたいと伝えると快く「オッケー!いいね!」とお返事をいただき、これも自己決定なんだなと実感しました。自分の思いをまとめられるような質問をしてくれて、でも最後は自分で言葉にして決定する事ができる。引き出されたような不思議な感覚です。自分で決定したことで自分の発言に責任を持つということもあるのだと思いました。
 
 13時からの1時間は三浦さんのブログに書いてある通りです。発言から職場やご入居者、仲間に対する愛情を感じ、それがチームワークに活かされているのだと思います。ケアプランについて質問したためケアプランの実際のものを見せてもらいました。PCと紙ベースのファイルの両方用意されており、介護職員、正看護師、理学療法士、作業療法士が月1回のミーティングで状態確認をして変更内容を更新しているとのこと。
 
 14時からは理学療法士がインストラクターとして実施する座って行う体操に一緒に参加しました。
車椅子の方、歩行される方が集まり徐々に輪が出来始めました。車椅子の操作で、一度止めて前輪を回して前後逆にして、支持基底面積を広くして安定させていましたが、少しでもタイヤが曲がっていると介護スタッフに直すように注意して、福祉用具を正しく使用できるように指導していました。それはご入居者にも同様で、腕がアームレストから外れると上体が傾くため戻すように伝えたり、足がフットレストの上から少しでもずれて尖足ぎみになると注意していました。理学療法士の役割として、福祉用具の選定・手配、介護スタッフへの使用方法の教育、介護スタッフが体を壊さないように体の使い方の研修をしています。とてもプロ意識が高く、抜群のリーダーシップで体操を進めていきます。
 
ゆっくりな音楽に合わせて準備運動を兼ねて足のつま先とかかとを上下交互に動かす
こぶしでパンチする動作
50センチから1メートルのプラスチック製の棒を使用して、ボートをこぐような動作、
棒を両腕でつかんだ状態から腕をひねる動作、
足先を触る動作、
両手で左右交互に体をひねって腰を触る動作、
重たいビーズが詰まったボールを投げ合う動作、
風船バレー、
手をひらひら動かしてクールダウン、
ほほを膨らませて顔の体操、
最後はわき腹を延ばすストレッチで終了。
 
このメニューで45分ほど休憩なく実施しました。印象的だったのは皆さん音楽に合わせて楽しみながらしっかり体操をしていたこと。それは遊びではなく、体を動かす運動なんだと目的をしっかり持っているからだと思います。また、ボートのように漕ぐ動作の時には、音楽に聞き入りながら皆さん女優の様に優雅な表情で動かして素敵でした。
 
理学療法士はご入居者の状態を確認しながら実施しており、迎えに来た介護スタッフに「今はこうなっているからこうしたほうがいい。」と指示をしていました。施設内に専門職の方がいることは、変化に迅速に対応しやすいなと思いました。
 
 
その後はご入居者のフィーカタイムで、コーヒーを入れてお菓子と一緒にお出ししたり、一緒に座って時を過ごしました。Raquelさんが会話を仲介してくださり、やり取りをする事ができました。「日本から来たの!?それはそれは驚いた。スウェーデンは良い所でしょう?」と自慢げにお話しされていました。
 
 16時から30分間はPCの記録について実物を見せてもらいながらレクチャーを受けました。
会社が大きいこともあり、独自の記録システムを使用しており、一つのページで介護スタッフと正看護師や多職種の記録を確認する事ができるようになっています。とても見やすく、ご入居者の状態変化が一目瞭然になっています。ちなみにここの施設は残念ながらBPSDレジストリは使用していない為お話は伺えませんでした。
 
30分休憩ののち17時から夕食の提供が始まります。夕食のメニューはチリコンカンとタイ米とサラダと希望する方にはゆでたジャガイモがつきます。本日はご入居者の体調に合わせて疲労感が強い方の食事介助を実施しました。お名前を呼んだり話しかけるぐらいのスウェーデン語しか覚えていなかったため、今後は食事に関する言葉をもっと覚えようと思います。食後はフィーカをする方と居室に戻ってオヤスミケアを受ける方と思い思いに過ごされていました。今日は更衣介助と移乗介助をする事ができ、Raquelさんの声掛けのフォローを受けながら実施しました。皆様「Tack」と仰られたので少し安心しました。
 
本日一番印象的だったのはRaquelさんの関わり方についてです。使う言葉は同じでも、一人ひとりに声のトーンを変えたり、スキンシップを取ったり、感情表現を変えたり工夫されています。それだけでなく、その人が忘れていることを思い出せる、気付いてないことを気付けるような声掛けをして、ご本人に自己決定してもらってから介助をすることです。ご本人の意思を尊重してそのように関わることで信頼関係も生まれ、その人がその人らしくいられるための重要なやり取りなんだと思いました。ノーマライゼーション、人格の尊厳を強く感じた実習5日目でした。
N.I
 


青柳は今日は休日でした。
今日は晴天だったため、8時ごろから宿の近くの公園にジョギングに行ってきました。少し荷物になってしまったのですが、以前より海外のいい景色の場所を走りたいと思っており、ウェアとシューズを日本から持参してきていました。
趣味として走り始めたのは今年に入ってからなので、まったくの初心者ランナーですが、ゆっくりと息が切れないペースで1時間弱走ってきました。

湖のほとりを走ります

緑が多くてさわやかです

割と起伏が多く、途中何度も坂の出てくるようなコースでしたが、やっぱり自然の中を走るのは気持ちがよかったです。現地の人たちも同じように走ったり、犬を連れて散歩をしたりと、憩いの場所になっているようでした。また機会があれば別のコースを探したりしながら走るつもりです。


宿に帰ってシャワーを浴び、軽く食事をしてから、お昼前に市内観光に出かけました。目的地は2日目に行ったガムラスタン(旧市街)方面に決めました。2日目は天気があまりよくなく、時間も限られていたので、今日は一人でぶらぶらと歩き回ってみるつもりで、まずはガムラスタンの手前の中央駅で下車しました。ここはストックホルムの中心街で、駅にデパートが併設されていたりします。

今日は決まった目的地があるわけではないので、まずは地図などはなにも見ず、適当にあっちこっち曲がったりして歩いてみました(一人旅はいつもそうです)。旧市街はとりあえず南の方角なので、太陽を目印に歩いていると、昨日石井さんも行った王室の公園が見えてきました。お昼時で、たくさんの人が食事をしたり、休憩していました。公園を越え、橋を渡るともう旧市街です。

今日はストックホルム宮殿を改めて訪れ、中の博物館を見学したりしました。
宮殿をぐるりと回ってからガムラスタンの路地に足を踏み入れ、のんびりと、途中お土産屋さんを巡ったりして散歩しました。

宮殿に入る門の前 観光客でいっぱい

きれいな街並み 雰囲気があります

ショーケースに見覚えのあるクマが

リラッ〇マがいたのは日本のマンガやアニメなどを取り扱っているお店で、中に入ってみると結構な種類のマンガが翻訳されて、たくさん並んでいました。お客さんも多く入っており、欧米ではクールジャパンが浸透していると聞いていたのを、実際に肌で感じることができました。

ある程度散策したのちに、さらに南のスルッセンという駅まで向かいます。ここはいつも施設に研修に行くときに地下鉄からバスに乗り換える駅なのですが、今日は自分の足で歩いてみました。
少し空腹を覚え、ただ時間は昼をだいぶ過ぎていたので、駅前のマクドナルドに入りました。物価が高い北欧ですが、どれほどのものか感じてみようと思い、滞在中に一度は行くつもりでいました。ダブルチーズバーガーのセットが79クローナで、1クローナが約14円程度なので、1,000円を少し超えることになります。サイズは気持ち大きめで、味は日本とあまり変わらないように感じました。
出る際にトイレに寄ったのですが、ここはうわさに聞く、コインを入れないとドアが開かないトイレで、1回の利用に5クローナ払う必要がありました。トイレ1回70円、うーん(笑)

そのあとは教会や公園を歩き、最後に日本食材を扱っているお店に行ってみました。今のところ持参した食材はまだまだあるのですが、どのようなものが売っているのか興味があったためです。日本人のおとうさんがやっているお店で、調味料やコメなどが揃っていましたが、輸入食材のためか、やはり少々お高く、コメ10キロ500クローナとか、インスタント麺5袋で100クローナといった感じでした。

今日は産業や経済について考えることの多い一日となってしまいました。
 
                                                          H.A



16 件のコメント:

  1. 研修も早くも5日目で四分の一が終了ですね。
    ぜひ皆さんの研修風景、出来れば青柳さんのようなダンスしている写真がほしいです。ダンスの写真じゃなくてケアをしている写真ね!
    「プロ意識」大事ですね!スウェーデンのケアを見ていると、「生活(いき)る」為にどうしたら良いのかを良く考えていると思います。だからこそ「自己決定」を大切にしているのではないかとも思います。
    日本人からみると料理が質素で栄養のバランスが悪く見える、けれどこれは国民性の価値観でも違ってくるし、ひとそれぞれの価値観でも違ってきます。だからこそ「その人」の価値観を共感し、「その人」の尊厳を大切にしなければならないのではないかな~と感じます。
    スウェーデンのシステムを舞浜倶楽部にそのまま持ってくるのは難しい、けれど、どこか工夫できることもあると思います。帰ってきてから皆さんと色々とディスカッションするのが今から楽しみです!

    そういえば3人そろっての休みの予定はないの?

    北島学

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    1. お疲れさまです。

      そうですね。なにか舞浜倶楽部に取り入れられないか、導入できないかという視点で見るようには心がけてはいます。なかなかまだ難しいですが。
      いろいろな気付きや発見を持ち帰れるように、帰ってからもよりよいケアができるように頑張ります、
      新浦安 青柳

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  2. 北島さん、おはようございます。6日目の朝です。昨夜は思い立って3人でチラシ寿司パーティをして、スウェーデンで二度目のスコールもしました。
    スウェーデンのケア職員、PT・OT、看護職はプロ意識が高く、専門職であることにプライドと責任を持って働いている印象を強く受けます。ケアプランも介護部分はケア職員(コンタクトパーソン)、リハビリと福祉用具はリハ職種、おむつと医療については看護師とそれぞれが担当部分のアセスメントした上で作成、実践しています。例としてリハ職種のたてたプランを実践せずにケア職員が腰を痛めたとしたらそれはケア職員のミスだ、とプリセプティの二人は口をそろえて言っていました。それを予防する為の職員研修も年1回、行っているそうです。責任の所在もはっきりしています。専門性を高める為には常に自己研鑽も求められるます。自分に置き換えて考えていろいろと反省することもありました。実はケアしているところ、写真撮ろうか?と声掛けていただいてるのですが、恥ずかしいからとお断りしています。今後は撮ってもらうようにしますね。少しずつご入居者とのコミュニケーションが楽しくなってきました。
    皆さん、「Tack」とお礼の言葉をくださるのが嬉しく「どういたしまして」のスウェーデン語は伝わるようになりました。
    3人一緒の休みは最終日と14.15の3日間あります。貴重な休みなので行く場所も相談し始めています。
    本日は二人が午後出勤。私は実習始まってから初めてのお休みです。二人も目指していたスルッセンの雑貨屋巡りをしてみようと思っています。今日も充実できるように頑張ります。 富士見三浦

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  3. 北島さんお疲れ様です。
    ご入居者の姿を写真でとることは上長に確認しないといけないとのことで、まだOKが出ていなくて。体操の写真やフィーカの写真も撮りたいのですが。スタッフは「慣れてきたらOKになるんじゃないかな?」と仰っていましたが。

    日本でいう尊厳と、スウェーデンの尊厳は意味に違いがあるように思います。歴史、生活様式、国民性、文化などなど関係しているのかもしれません。その違いについて知っていきたいと思います。

    富士見 石井

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  4. 研修6日目お疲れ様です!

    ゆっくりとした時間の流れ、研修の様子、町並みの様子などわかりやすい文章で詳細に書いてくださるので、日本にいながら感じられます、ありがとうございます。

    研修時間が人によって様々なようですが、それはつく職員に合わせたシフトとなってるのですか?

    チラシ寿司パーティー&スコールいいですね!是非そちらの写真もお願いします!笑

    富士見 尾崎

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  5. 尾崎さんお疲れ様です。
    伝わっているようで嬉しいです。色んなことを載せられたらと思います。

    シフトは付く職員に合わせているのでほとんど皆ばらばらになっています。その日によって働く時間も6時間から7時間と違いがありますね。

    昨日は実習から戻るとちらし寿司パーティーが準備万端の状態でした。久しぶりに和食(日本の調味料と現地食材のコラボ)が食べられて幸せでした。
    富士見 石井

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  6. お疲れ様です、今泉です。なんだか…1日1日毎にブログの読み応えがすごくなってきているような…みなさまが日々様々な学びや刺激を受けているからですね。私もブログを読みながら、認知症緩和ケアやご利用者のことなどを改めて考えさせられることが沢山あってよい刺激を受けています。ありがとうございます。
    そういえば専門職の話がありましたが、お2つの施設にはシルヴィアシスターはいらっしゃるのでしょうか?いるのであればどのような仕事?働きをされているのか、専門職同士の関わりやカンファレンスの様子などを伺いたいです。
    富士見 今泉

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  7. 今泉さんお疲れ様です。残念ながら私達の施設にはシルヴィアインストラクターはおりません。青柳さんのほうにいるようです。そして両施設でタクティールケアをしているのもまだ見たことがありません。私達のほうから頃合いを見て機会を提案させてもらおうと思っています。
    毎月のカンファレンスに出られたらうれしいですね。日頃から看護師とリハ職種ともコミュニケーションはとっています。が、ケア同士とは違う緊張感が漂ってきますね。また具体的なエピソード等わかれば報告しますね。 富士見三浦

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  8. そうそう、ブログで伝えたいことが多くなりすぎてまとまりがつかなくなっています。もう少しまとめて、誤字も減らせるように努力します!
    今日は私が休みなので雑貨屋さんなど巡ってレポートしようと思います。 富士見三浦

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  9. お疲れ様です。富士見の宇田川です。
    コメントまとめて失礼します。
    夜警の久田さんとブログを見ていました。
    「自己決定。自分で決めることはとてもいいことですね。」
    と久田さんよりあり、コメントします。
    音楽に合わせて体操!楽しみながらしっかり運動ができるのは
    とてもいいと思いました。ぜひ2階の談話でも行いたいです(^ω^)
    寒いのでお体大切にしてくださいね!
     富士見 久田・宇田川

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    1. 宇田川さん、久田さん、コメントありがとうございます。
      本当に自己決定は大切だと思います。改めて感心するのは、お年寄りだけでなく、子供も障害のある方も含めて自己決定を大切にする文化がスウェーデンには根付いていることだと思います。特別なことではないんですね。まさにノーマライゼーション。日本は何年かかったら近づけるのか、、考えています。
      日本に戻ってから何をどのように取り入れられるのか、今から楽しみにしています。 富士見三浦

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  10. 今日、T・Mさんが私のところに見え、一緒にブログを読みました。1日目から読んで写真も拡大したりしてみていただくと「何か、涙出てくるね。寒そうだから体に気をつけて頑張ってもらいたいね」と。T・M様から以下の質問がありました。入所されている方の平均年齢?乳製品は多いのか?町の風景でゴミなどは落ちてないが何か規則があるのか?まだまだあるようなのでまたコメントしますね☆佐生

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    1. TMさん、佐生さんコメントと質問ありがとうございます。
      涙を流しながら読んでくれてるんでしょうか、どちらかと言うと笑顔で読んでほしいです。
      私と石井さんがお世話になっている施設の平均年齢は85歳。最高齢が102歳、99歳と続き、どちらも女性です。
      乳製品は多いです。毎日の食事に必ずと言っていいほどチーズが出ます。また、ヨーグルトも豊富です。私も毎日、食べてます。スーパーではチーズが多すぎてどれを買ったらいいのか迷い過ぎてまだ買っていません。豆乳を試してもおいしかったです。
      ゴミについては私も感じていましたが、詳しく分からないので、青柳さんの施設の平均年齢とともに回答できるようにしますね。
      距離が離れていてもお互いが思い合っていれば心はつながっていると思います。あっという間に日本に帰ると思うので、TMさんにもどうか体調に気をつけて元気にお過ごしください、と伝えてください。 富士見三浦

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  11. 内容の濃いBlogを読んで改めて毎日のケアや声掛けなど 一瞬一瞬を大切にしようと思います。そう思わせて下さりありがとうございます!
    音楽に合わせての体操は必ず二階でもやりましょう!
    富士見 串崎

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    1. 串崎さん、コメントありがとうございます。
      自分のケアを振り返ってくれる機会にしてもらえてると思うとうれしいです。ブログで私達の想いを共有していてよかった!と思います。
      舞浜倶楽部の2階に合った形できっと石井さんが実現してくれると思います!!
      今後もがんばりますねー 富士見三浦

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  12. 串崎さんお疲れ様です。
    私も日々の事についてもっと大切にしたいと思いました。
    落ち着いた雰囲気や、特別感の演出など、それをさらっと出来ていることがとても素敵だと思います。日本ではいつも時間を意識して「○時までにこれを終わらせないと。」「あと何分間の間にこれとこれをしないと。」と思うことが多いですが、スウェーデンではその人が自己決定したことを尊重して、必要な時に必要なことをするといった印象を受けます。食事の支度や洗濯は時間をみながら行っていますが、対ご入居者に関しては急いだり、時間に追われている所は今まで見たことがないですね。一瞬を大切に、私もしたいと思います。
    富士見 石井

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