2013年8月10日土曜日

研修3日目

担当ディンクさん

7:30~ モーニングケア
                朝食準備&配膳&食事介助

11:00~昼食準備&配膳&介助

14:00~カフェタイム(フィカ)

本日は早番勤務で、ほとんど見学という形でディンクさんのフォローに入る。

まず、入居者の方に笑顔で「ヘイヘイ」とご挨拶すると「へーイ」と返してくださる。ディンクさんに限らず、全てのスタッフと入居者との距離が近く、とても笑顔が多かったのが印象的でした。
ご挨拶した後、介助が必要な入居者の方を起こして、5、6畳のトイレ&シャワールームに誘導。入居者がトイレに座る際に、脱衣介助し、清拭し、軟膏、ボディクリームを塗ったりと(裸の状態のまま)時間をかけながらケアを行っていました。全てのケアが1回に凝縮して行われているといったイメージ。細かい配慮はあまり感じられなかった。異国の習慣、本人の習慣があるかもしれないが、この方の尊厳、プライバシーは守られていたのかは愚問であった。ただ、ここでも笑顔の絶えない介護が行われていた。スウェーデンは移民が多く、職員さんも顔だけみると、かなりインターナショナル。底抜けの明るさで場を盛り上げている人もいれば、淡々と業務をこなす人もいた。私自身は後者のほうかと思いましたが、。
この施設では週に1度シャワー浴をおこなっていて、ほとんどかモーニングケアと同時に行われていた。居室清掃を平行しておこなっているそう。また、さらに同時進行で食事の準備から配膳、食事介助にいたるまで1ユニット職員2名体制で行っているという。ユニットでは転倒リスクの高い方はいないため、ユニットには見守りのスタッフは配置していなかった。食事に関しては、ほとんどが冷凍食品やパッケージしたものを温めたり、炒めたりと全てケア職員が調理するスタイルでした。食事をとる時間はバラバラでお部屋で食べる方もいれば、リビング、バルコニーで召し上がる方もいらっしゃいました。当日の天気の状況、精神状態、身体状況によって変わるといった感じでした。
14時からはフィカと呼ばれるカフェタイムで、まったりとした時間をすごしました。時間の流れはゆっくりで、日本ではマイペースな私がせかせかと時間の流れの中を違和感を感じてしまいました。

このブログでは、私の主観も多く取り入れますが、なるべくありのままの現場の状況を報告して、賛否両論あるかとは思いますが、どう思ったか聞かせていただけたら幸いです。

 

3 件のコメント:

  1. 僕も週一回のシャワーのケアについては日本人の感覚では違和感を持ったのを思い出しました。
    そこで、一緒に、日本人は、入浴という時間がとても大事に考える、それが当たり前の民族なのかなとも思いました。食事の盛り付けのこだわりなんかも日本はかなり細やかです。当たり前の感覚で、時間をかけて行っていること、これはスウェーデンの人から見たらかなり素敵なアクティビティに見えるだろうなと思います。日本の毎日のさりげない日課を、アクティビティと捉えて、より深く追求してみれば、集団レクとか、お祭り行事とか、それに匹敵する特別な時間になるんじゃないかと、派生して考えました。日本の良い所を見つけたと考えると、なんとも貴重な時間でしたね。中島洋平

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  2. 日本でのペース配分と異国の不慣れな現場での仕事のせいか、自分自身せかせかしているのがよくわかります。その点、スウェーデンではゆったりとコミュニケーションを取ることが可能で、普段の入居者様との関係も良好に思います。職員間でも談笑もあれば、日本でいうカンファレンスが何気ない瞬間からすぐにはじまります。チームケアの観点からも普段のコミュニケーションの大切さを改めて認識しています。

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  3. 思い出したように失礼します。
    スウェーデンにも、日本人がこだわるように、時間をかけて行っている事があるかと思います。fikaとか、日光浴とか、そうなのかな?
    それが何なのか、分かったら、また面白いと思いました。
    もし良かったら、心の片隅に、気に留めてみてください。

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