2013年8月23日金曜日

8月22日

私が研修しているユニットには大声を出し続けている入居者がおります。
私は最近その方に手や背中のタクティールをしています。

本日私が「タクティールケア」と声掛けをしたら、両手をすっと私の前に
出してくれました。
私は手のタクティールを開始しました。
片手が終わって私がもう片方の手にうつろうとしたら、その方は私の両手を
握られ、はにかんだ笑顔をされました。
そしてその方はしばらく私の手を離そうとしませんでした。

その方は一定の言葉しか話しません。
私の両手を握っている間も普段の一定の言葉を話し続けていました。
でも「快」の気持ちになっているのかなと感じました。

「タクティールをできるようになっていてよかった」

そう思った瞬間が本日ありました。

前回ブログに書いたアクティビティの時に
女性の入居者が演奏していたエレクトーンです。

隣のユニットにあるピアノです。
鍵盤にキーが書かれたシールが貼ってあります。

今日の昼食後のデザートのクレープです。

2 件のコメント:

  1. 言葉を超えた意思疎通が出来たように思えて、ほんとに良かったですね。
    素晴らしい経験で羨ましいです。中島

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    1. 今回の研修前にタクティールをスウェーデンでもしていたという話を聞いといて本当に良かったです。タクティールがなかったらその方と寄り添うことが難しかったと思います。 瀬川

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