2013年8月8日木曜日

8月7日(研修3日目)


今日は午前7時30分からの勤務で、担当職員とモーニングケアに入りました。
離床介助時にリフトと介助ベルトが早速活用されました。
(介助ベルトは特定新浦安フォーラムにある赤いベルトと同じタイプです)
リフトはどの入居者もスムーズに使えました。
しかしトイレでの排泄介助時に介助ベルトを男性入居者につけたら表情が険しくなり、
大きな声を出し続ける方がいました。
その際スタッフは彼の肩をタッチングしながら歌を歌うように語りかけていました。
すると彼の表情は徐々に穏やかになり、無事に介助ベルトを利用しての排泄介助を
終えました。
彼の介助終了後私は担当職員に彼のことを聞きました。
担当職員は私に
「彼は決して怒っていたわけではなく、怖がりなの。
彼はベルトをつけずに介助をするともっと怖がってしまうの。」
と教えてくれました。
介助時に入居者の不安をどうやって少しでも取り除いてあげられるのか。
福祉用具の利用の仕方を今後も継続して見ていきたいです。

2 件のコメント:

  1. 中島洋平です、長くなってゴメンナサイ(笑)
    リフトって、使い慣れればどんなに便利だろうと思いますね。だから研修後、僕も舞浜倶楽部に積極的にリフトの導入を願い、同調してくださった経営の方も新浦安オープンで、たくさん用意していただいて、ありがたかったです。当時富士見にいて、二台ありましたので、僕はよく使いました。しかし導入の為、勉強会なども頻繁にしましたが、根付きませんでした。これは何も職員が新しい物を受け入れないとかそういう問題ではなく、やはり、スウェーデンの介護施設の時間の流れと日本の時間の流れとの違いが大きくて体を痛めるリスクを伴っても、素早く、介助できる方法に、必然的になるのかなあとかとりとめもなく考えています。長く書いてしまいました、失礼しました!もしよかったら、日本では何故敬遠されがちなのか、スウェーデンでは、なんでよく使われるのか、気に留めて考えてみていただけたら嬉しいです。新しい発見があるはずです。

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    1. スウェーデンの施設にいると時間の流れが違う、ゆっくりしている印象があります。本日エミルさんは福祉用具の活用は労働の法律も関係していると他の日本人見学者に説明していました。機会があればまた聞いてみたいと思います。

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